皆様には平素よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。
弊社は昭和52年の創業以来、ボーリング工事を主とした地質調査をはじめ、さく井工事、地盤解析など地質に関わる仕事に従事して参りました。
構造物の礎となる地盤の調査は、建物の安全性、社会インフラの観点からも非常に重要な役割を果たす仕事であると自負しております。

また、災害時に影響を受けにくく、生活用水・雑用水を確保する手段の一つとして「井戸」が見直され、さく井工事部門のニーズも年々高まっております。
47年間、こうして事業を続けてこられたことに大変感謝しております。

しかしながら、近年建設業界を取り巻く状況は厳しくなり、自然環境の変化、従業員の高齢化、安全対策の強化はもちろんのこと、業務の効率化を図るデジタル化への対応など、乗り越えるべき課題が山積しており、安全な社会インフラを維持する足元が揺らぎ始めているのではと危惧しております。
どんな状況にもタフに対応していく能力は簡単に身につくものではありません。

長い年月をかけて経験を積んだ社員が指導を重ね、次世代に技術を継承していく。
デジタルネイティブの若手からは、柔軟な視点で意見を求める。
弊社は世代を超えて、人材育成に力を注いでまいります。

これからも社員一丸となり、地盤と水源のエキスパートとして、人と、社会と、そして自然に優しい未来づくりに貢献できるよう、「一意専心」の気持ちで業務に取り組む所存です。

今後とも、よろしくお願いいたします。

有限会社山陽地研
代表取締役 濱本 則幸